株式会社 パレット -PAReT-
文化財 保存修復用品 製造・販売


政府開発援助( Official Development Assistance)

※アンコール遺跡 イメージ写真
 頭文字からODAと呼ばれており、先進国の政府及び政府機関が途上国に対して行う援助や出資のことです。

 日本も外交、国際貢献の一環として、また途上国における文化・教育の発展支援を通じて、それら諸国との相互理解・友好親善を深めることを目的として、積極的にODAを実施しています。

※遺跡修復 イメージ写真


 途上国に必要なものは、社会や経済の基盤づくりに重要となる文化や教育です。それら各種の文化、教育活動に使用される施設の建設、機材の購入や輸送・据え付けに必要な資金の供与が行われています。
 これらは「文化無償」と呼ばれ、具体的には、大学、劇場、美術館、博物館、スポーツセンターなどで使用される教育・文化・スポーツ機材の供与で、対象国の未来に価値ある文化的な活動を支援するための物です。また、協力の対象として文化遺跡などの保全活動に対する機材の供与も行われてきました。

文化遺産無償

※遺跡修復 イメージ写真
 文化財の保存・修復には、「文化無償」の枠には収められないケースもあります。そうした問題に対応するため、特に遺跡等の文化遺産を対象とした「文化遺産無償」が2000年に導入されました。

 遺跡の保護や修復には大規模な機材を必要とするものや、機材供与だけでは困難な場合があります。従来の文化無償協力では、機材の供与が中心であり、今までは十分な対応が出来ない部分がありました。

 文化遺産の保護や活用、修復に必要な施設の建設事業などの、大規模な支援ができることが最大の特徴です。
 文化遺産に隣接するサイトミュージアムやカルチャーセンター、出土品保管庫など保存関連施設の建設や、アクセス道路の整備、防護柵など周辺環境の整備も対象としています。 アクセス道路や防護柵の整備は、文化遺産への観光客誘致にもつながり、自助努力を促す効果も期待されています。
 サイトミュージアムやカルチャーセンターは、訪れた観光客や、被援助国の担い手となる子供達へ正しく文化を伝えるために有益な施設です。
 その際、弊社のノウハウと情報が、被援助国の文化遺産保護に最も相応しい用品を提供する時に生かされています。